日本のこれからの災害対応
題名: ニホンのこれから先の災害対応を少し考えます
メッセージ本文:
地獄の幕開けとなった毛唐歴2024年ですが
皆様如何お過ごしでしょうか。
何事もなく過ごされていれば、それが何よりと存じます。
今回の大地震の地域は石川県における能登と呼ばれる地域です。
特に奥能登は行き止まりの辺境地域であり、
高度経済成長期に於いて
幹線道路が開通する迄は陸の孤島と呼ばれていました。
そしてこの現在でもひとたび幹線道路が不通になれば即、
陸の孤島と化すことが露呈しました。
能登の冬は寒いです。
加賀では雪が積もらなくても能登では積もることはざらです。
地震でなくとも水道管が凍って断水することもあります。
この時期にインフラと交通が止まることは死に直結します。
今現在、石川県は能登の避難民に対して
一時的な避難先として金沢や他の地域への避難の準備を進めています。
ですが著者としては少なくとも今避難している3万人は半ば強制的にでも
インフラが正常である金沢以降の地域へと移動させるべきと思います。
まずは孤立集落住人から、
ヘリごと釣り上げてでも金沢以降の地域まで下げる。
そして避難所にいる住人、
出来る事なら奥能登の住人全てを金沢以降の地域まで下げる。
能登への通路は陸海空全てが壊滅しています。
荷がまともに運べません。
インフラの回復も長期化するでしょう。
地震も収まっておらず今後も起きる可能性があります。
この状態では避難民の安全確保すら困難です。
これは災害との戦争です。
既に防衛線は突破されて自陣地の維持は困難です。
自陣地を完全に維持できるラインまで下げる撤退戦しかありません。
避難民を下げてしまえば、
あとはインフラの回復のみに集中できるでしょう。
そして人がまともに住めるようになれば順次避難民を能登に戻せばいい。
町や集落から完全に人が居なくなると
外からの犯罪者集団が町を荒しまくるという懸念があるのなら、
そこに自衛隊の小隊を配備して置けばよい。
これは実戦訓練にもなるでしょう。
いまやこのニホンは災害地域に関係なく
ガイジンや反社の窃盗団が常に暴れまくっているのです。
そして平成からずっと続いている自然災害の嵐。
つまりこれからニホンは自然災害と犯罪者集団という
二つの地獄の使いと永遠に戦っていかなければならないという事です。
これからニホンジンがこの地獄の未来と戦う為には
今迄に無い新たな災害対応をしなければならないということです。
日本政府の本来の目的は何でしょうか?
国民の命と財産を守る事です。
国民の数を増やす事です。
そして税金をより多く払ってもらう事です。
その税収で持って国をより繁栄させ、
国民が暮らしやすい国を作っていく訳です。
その為には災害に対し新たな対応が求められるのです。
住民を震災地域からインフラが万全な地域まで退避させ住民の安全を確保、
そして震災地域のインフラを復旧させていく。
住民が空っぽになった地域は防犯の為に完全武装の自衛隊が常駐、
インフラ復旧や軍警察の関係者以外は震災地域に原則進入禁止、
怪しい奴等が侵入して来たら即逮捕する。
能登の様に地震が止まらない様な地域で人口も少ないなら
住居地域としては放棄し、
再度地震が起きても損害を抑えられる土地としての活用に転じさせる。
つまり農地などにして農業従事者以外は住まないようにする。
そして再び地震になった場合、
農業従事者は迅速に退避できるようにしておく。
こうすればインフラ復旧も最小に留められて
税金の莫大な消費も抑えられる。
あくまで一例ですが、
この様な抜本的な新たな対応が必要でしょう。
震度六というのは相当な威力です。
大半の家が損壊します。
特に奥能登の珠洲は今迄の地震の蓄積のダメージも半端なかったでしょう。
能登の大地震はこの3年で三回目、
2000年初頭も含めれば四回目になります。
これ程に地震が止まらない能登は
もう人が住める地域では無くなったかも知れません。
今回の事で能登から離れる人も続出しています。
これは仕方が無いことでしょう。
直しても新築しても、
また倒壊すれば常人では確実に心が折れてしまいます。
今後も頑張ってここで生き続けろだなんて、
とてもじゃありませんが言えません。
今のニホンにはお金がありません。
インフラの復旧にも限界があります。
大災害地域で人口も少なく
人が住めないと判断した所から順次、
人の居住ラインを下げていくのも
今後のニホン国も運営において必要なことでしょう。
そんな事は許されない!
我が国に於いて地方の議員役人企業の利権がなにより大事なんだ!
だから人の居住ララインの後退などあり得ない!
そんな意見は今の衰退したニホンに於いて
とっくに時代遅れという事です。
古代において地方のムラや祭所の都が急に変わることがあります。
その原因は大災害が起こったことが原因なのではと察せられる訳です。
これから予想される過酷なニホンの未来を生き抜いていく為には、
古代日本の臨機応変さも求められるのではないかと…
著者は考えるものであります。