小泉進次郎に文句一つ言わなかったらしいね

toyokeizai.net/articles/-/844619

先の総選挙後。責任を取るというと聞こえがいいが、単に選対委員長を投げ出したともいえる小泉進次郎。
慰留は無理、と判断した森山裕は、進次郎を食事に誘った。
進次郎は、何か言われるかな、と、気が気じゃなかったという。

何せ森山裕は、かつての郵政国会で、郵政民営化反対票を投じて、進次郎の父、小泉純一郎に公認取消され、刺客を立てられながらも無所属で当選し、それ以来負け知らずの選挙の強さがある。

定時制高校に行き自動車販売の傍ら、鹿児島市議会7期。永田町には参院一期からの衆転で、それも消費税導入をした「自民党税調のドン」山中貞則の選挙区を見事引き継いだ、苦労人。
永田町デビューも遅咲きで、郵政のゴタゴタもあり閣僚ポストには農水大臣のみ、と恵まれなかったが、国会内では、「議運・国体族」として。一方、党役職も数多くこなした。
現在当選8回。国民の批判はともかく、その叩き上げぶりは党内の誰もが認めるところだ。

ところで。
進次郎は、覚悟して指定された店に行くと、森山は
「ご苦労様でした」
というだけで、愚痴もこぼさず。進次郎の方が面食らったという。

「同じような叩き上げでも、党のカネをちょろまかす小物ぶりが話題になった二階俊博とも全く違う」(政府関係者)
という森山。嫌われ役をかって出たのは、引退も視野にあるからという噂だが、真相はー。