読者さんから勉強になる話
こういう話楽しくて好きです。鉄管の寿命という話。
1
「鉄管寿命は50年」と定めた基準は、河川の水を使った水力発電の導水管が60年超えで耐性があるからです。
1910年頃から海外製水車・発電機を私費で持ち込んで始まった水力発電ですが、川の水は概ね中性ですので鉄の腐食速度は遅いです。
しかし下水は酸性傾向なので簡単に腐食します。
「自然流水での鉄管寿命と酸性下での鉄管寿命を同等と思考する時点」で公務員は間抜けです。
2,
河川護岸工事歴史は明治になって「雪庇の防護柵」をスイス文献で学んだことが起点です。
これすら知らない者が発注しているのでよい物はつくれません。
砂防堰堤設計指針では運動エネルギーの考え方が全く入っていないので砂防堰堤護はすぐにこわれます。
設計での安全系数は1.5と定まっていますが、これ電信柱ステー線ですら安全係数2超えですので、大雨がでると堰堤はすぐに壊れます。
3
温泉の出る所は河川での砒素濃度は高いですし、フッ素も検出されます。
長野県高瀬川では フッ素0.4ppmと衛生研究所から公開されています。