かい人21面相からの手紙

これはプロ向け記事である。さぁ、いっちょ噛んでみようか。

business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00085/032300016/?SS=imgview&FD=-1039003465

アングラ情報をお伝えする。

リンク表題の通り、本件は品川駅前の東京都屠場の移転を含む13兆円にのぼる再開発計画である。
屠場の土地だけでも、2兆5千億の価値があり、これを品川沖の浮舟の施設(IHI.三菱重.川重)に移転させ、土地は民間(事業組合)が買い取る。

この事業は、解放同盟の品川支部の書記長が亡くなった事で、重しが無くなり、行政サイドから民間に投げかけられた事業である。

最大の難解は、屠場に関わる職員と、関係業者の300社である。この問題(立ち退き移転交渉)には事業参加社の旭化成が担当するものと思われる。旭化成は、URに関わる権利調整(地上げ)他で実績が多数有り、現日本で、日本一の、権利調整企業である。

今般の、都知事選では自由民主党は、知事を取れなくても良いと考えているはずである。しかしながら次の都知事選(4年後)には何としても知事の席を取りに来る。

何故なら、5年〜10年後のこの事業計画は、3倍〜5倍の事業になるかも知れないからである。

明治神宮の事業が進まない理由として、チャンポン屋の立ち退きに絡むコンプライアンスが灰色どころか真っ黒で、敷地後にホテルを建てた財閥とスーパーゼネコンは、背筋が寒い思いをしている。それゆえに、面倒ごとは避けたい。あとで文春に騒がれでもしたら株価にも響く上にお上にも何を言われるかわかったもんじゃないからだ。

というわけで一連の品川の大再開発事業は、コンプライアンス灰色のつては踏まないと知恵を絞った結果が、今の事業スキームである。これからの行方を目の前で見守っている。

かい人21面相