というわけで寝れないのでどうしても寝てやりたくて朝の飛行機をキャンセルしてまでメイラックスというのを飲んでみた。初めて飲んでみたんだが、初めてなものは効くねえ。
リフレックスも飲んじゃってたんで単独効果なのか測りかねるのだが、メイラックス、すごい夢を見る。ベルソムラ系の怖い夢でもなければデエビゴ系の心地悪い感じではない夢。ただ半減期が長いので使えて月に一回かなというところ。
ちゃんぽん効果なのかわからないが、夢が面白い。私はなぜか薬の効果について冷静に判断できるので
「あ、これはキマる飲み方なんだな」
とすぐわかった。私の脳は少し狂っているので他人との比較が難しいところだが、わりと何度か中途覚醒したのだが、その度に面白い夢を見る。
某有名弁護士と共に図書館で魔法書をさがすも、悪の組織(笑)に取られる夢とか、ホテルの外のハイヤーがルール違反をして変な若造を乗せたので文句を言ったところ、別のホテルマンに「ここは俺の仕切りなんだ」と凄まれるのだが、残念ながらそれを見ていた何者かがそのホテルマンを俺の目の前で跳ね飛ばし足が血まみれ、とか、いつも見る夢なんかより遥かに面白かった。すべてメモしているわけではないが、一つ一つのエピソードは使い物にならないが組み合わせればなにかつくれるだろう。
ところで新宿鮫という小説と映画があるんだが、そのなかでバンドマンの彼女が曲が作れなくて覚醒剤らしきものに手を出すシーンがある。
そして、部屋にたまたま入ってきた主人公・鮫島が
「こんなの使わなくちゃ書かないなら才能なんてないんだよ!」
と吐き捨ててひと暴れして出て行くシーンがあるのだが、まぁそれはその通りだと思う。しかし才能のあるなしと面白い表現か否か、さらには、それが売れるかどうかにはなんらの関係性もない。ましてや、いまのサブスク文化では、「売れたのにアーティストには金が入らない」
なんて現象もおきている。
さて話は戻るが、面白いすなわち英語で言うところのユニークと言うのは日本人感覚の「おもしろい」ではなく「他にはない」という意味である。その意味でいうとメイラックスで見た夢は非常にユニークであり面白かった。
自分の体で精神科の薬の実験をしている奴も頭がおかしいと思うが、なぜか私は癖にならない。なぜなら薬への耐性が強くすぐ効かなくなるのと、今は面白いと思っても、やがて飽きてしまうから。それにやることも多いので、なんとか時間を使って12時間ないし24時間を実験に当てることが多い。特に体調が悪い時は休息がてら実験をする。実際首の痛みも頭痛もスッキリ。半減期が長いのでまあまだ眠たいという状態だが早朝よりは全然マシだ。
さてこれで東京に戻り、早朝から回線変更工事をやって、昼は外出が二件あり、夜はぐったりとなり寝るだろう。
本来は運動でもすればいいのだろうが、そもそも行くのがめんどくさいのと、汗をかくのが嫌いなのでどうにもならない。もっと言えば誰か連れてってくれないと一人で運動して何が楽しいのかと思うとやる気も起きない。その時間でバイクでフラフラしてる方がマシってもんである。
半減期の長い薬は使いにくい。しかしお手軽に寝るとなるとベンゾ系しかないのが残念だ。ロゼレムやらメラトニン系なんて、効いてるのか効いてないのかわからない上に変に後で眠くなったりして怖くて使えない。
寝てる時に脳内血流をアップさせてかつ、よく寝かしてくれるような薬は無いのだろうか。人間、健康維持にはとどのつまり血流と血管細胞の若さがものをいう。。。とここまで書いたところでimbの岩田さんからメールが来ていたことを思い出した。まずい三日位わすれてたぞ!